生きがいと、喜びあふれるデイサービス|北九州市八幡西区のデイサービス「護休庵」公式サイト

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2023.02.19
シェアハウスをはじめたきっかけ

2020年も始まりコロナウィルスの報道がされ初めの頃。

デイサービスの利用者さん(Aさん:要介護5 女性)が発熱し病院受診の付き添いをしました。

従来なら普通に受診し入院等をしていた感じだったのですが、入院は絶対に出来ないと言われ当然の事ながらショートステイも発熱がある方は

受け入れられない。どこも受け入れるところが無い状況になりました。

うちの「お泊りデイサービス」を利用しましたが介護度が高い利用者さんは介護保険のルール上連泊は出来ないので帰宅しないといけないのですが

体調が思わしくないので送迎中に何度も状態確認をしながら送るという事をしていました。

Aさんの娘さんも自営業をされて忙しい方でしたので付き添いで介護できる状態ではなかったです。

色々とやり取りの中で熱があっても往診してくれる病院の先生と訪問看護の方に医療面で支えていただき、Aさんは自宅で眠るように永眠されました。(老衰)

その様なことがあり「お泊りデイサービス」の限界を感じ利用者さんの負担も少なく何か医療面で困ったときに素早く対応できる方法が無いか考えた結果シェアハウスになりました。

役所の方も事情を説明すると快く了承して手続きもスムーズにいきました。

コロナウィルスが巻き起こした社会情勢によりシェアハウスをはじめたきっかけとなり、

現在も個人個人の状況に応じて今も試行錯誤をしながら、その方らしく過ごせるようにと日々変化(進化かな)しています。

もしも自分が何かしらの原因で自宅で暮らせなくなった時に、お世話になりたいと思えるように・・・